『風の歌を聴け』村上春樹
後輩が読んでいて読もうかなと思った本。
散歩していたら古本屋で100円で売っていたから買って帰った。
軽くふわっと読めるし、今まで読んだ村上春樹の作品のなかでは1番好きかもしれない。
僕と鼠が各場面でビールをぐいぐい飲むから、ビールをぐいぐい飲みたくなる。
ビールはすごく好きだけど、食べ物と合わせて飲むものという気がしていた。
夏になったらビールだけでぐいぐい飲もうと思った。
ビールを半ダース買って海に行って飲む描写があった。これをやりたい。
岩屋のあたりの海辺なら歩いていけるけど、砂浜が欲しい気がするから須磨かな。
一昨日読んだ小川洋子の『薬指の標本』には、薬指の先がない女の子が出てきたけど、こっちでは小指がない女の子が出てきた。
指が一本無いって、ちょうどよく異質な感じがしていい。だからフィクションには多いのかもしれない。
2019.3.4 04:53