生活の倫理

生活の感想

『からくりからくさ』梨木香歩

 

西の魔女が死んだ』って、課題図書とかによくなってる小説があるじゃないですか。

 

 

あれ大学生になってからやっと読んだんですけど、すごく良いですね。こんな雑な言葉使うの良くないかも知らないけど、スローライフ小説っていうか。

 

絵になる暮らしを描いていくのが、やっぱり絵になるから、そのまま小説にできる感じ。ストーリーがメインってわけではないと思う。

ジャムを作ったり、シーツを洗ったり、草を摘んだりさ。

 

 

いま『西の魔女が死んだ』がどんな本だったかなって思い出してたら、『赤毛のアン』と『悲しみよこんにちは』の情景が一緒に浮かんできた。

 

いろんな光景が浮かぶけど、どれが今書こうとしてる作品なのかわからなくなってしまった。

 

 

赤毛のアン』はもちろんアンの目を通した自然や生活の美しさを楽しむ小説だから、情景の綺麗な小説を思い出そうとして一緒に出てくるのはわかる。

 

でも『悲しみよこんにちは』って、そういうやつだっけってちょっと思った。人間関係小説じゃなかったっけって。

 

 

小説って文字なのに、光景で覚えてることよくあるよね。

 

悲しみよこんにちは』の情景を思い出してて、「登場人物が昔大好きだったゼリーサンド」が浮かんできた。でもこれって、今度は『からくりからくさ』に出てくるやつだ。

 

今まで忘れてたけど、読みながらすごく食べてみたくなったんだった。このゼリーサンド。

 

 

この記事を書き出したときは、

「『からくりからくさ』そこまで面白いと思わなかったなぁ、でもこの作品めっちゃ好きって言ってる子がいたし、人によっては面白いのかな、面白くないって言っちゃうとちょっとな」

って思ってた。

 

けど一冊本を読んで、なんとなく残るイメージがあれば、それで十分なのかも。

 

 

だから良い本だったのかなって。書いてる途中で思い直した。

 

 

一冊良いと思える本を増やせてよかった。

 

 

2018.05.29 03:15

 

閉塞感

 

部屋に物が増えちゃってる気がするな。

 

 

部屋に物が増えると閉塞感を感じる。

 

 

子供の頃はどっちかっていうと汚い部屋が全く気にならないたちで、自分の部屋は本やら漫画やらガラクタで散らかり放題だった。

 

雑多な部屋の中に最低限の動線を作って楽しんでた。

 

 

脳のキャパが埋まってきてるんだろうなとなんとなく思う。

視界くらいはすっきりしてないともう疲れちゃうんだろう。

 

 

本を買って読むようになったんだけど、これがあんまり良くないのかも。本邪魔。

 

 

全部Kindleとかにしたらいいのかも知れないけど、そうすると全部定価だから高いし、なんか意識も高そうでいやだ。

 

 

意識高いのってなんで嫌なんだろ。

 

 

引っ越したいな。

 

 

六甲道は大好きだけどもう飽きてきた。

どうせバスに乗って大学に行くなら、春日野道か王子公園あたりに住んでも交通費も所要時間も変わらない気がするし。

 

でもなんとなく、電車に乗るってことの心理負担って大きい。田舎者だからかな。なんか電車乗っちゃうとわざわざ感が出ちゃうっていうか。

 

大学から歩いて三木ジェットに行くのと、大学から阪急に乗って三宮のごはん屋さん行くのだったら、三木ジェットのほうが軽く行く気になる。

 

 

所要時間的には三宮のほうがたぶん近いのに。

 

 

今一番住みたいのは元町〜花隈辺りだけど、そこに住んじゃったらもう、大学には行けないんだろうな。

 

 

近所に友達作ったりはたぶんできないだろうけど、でもそれはそれで楽しい生活になるかも。

 

 

 

 

寝れない。

 

 

2018.5.29 02:21

『人のセックスを笑うな』山崎ナオコーラ

 

最近の好きなこととして、ブックオフで100円で投げ売られてる文庫本を10冊くらい買うということがある。

 

 

100円の本は全然知らない作家の知らない本か、売れた本だから在庫がいっぱいあって100円になってる本だ。

たまに状態が悪いから100円って本や、これ値付け間違えてないかなって本もあるけど。

 

 

まあそんなわけで、何年か前にすごく売れたこの本をいまになって読んだ。

 

 

 

 

想像するとまではいかないけど、思い浮かべてた内容は、まずは主人公は女の子。まあ22とか23とかそんなくらい。それでなんらかストレートではない恋愛ものだろうなって。

 

 

山崎ナオコーラっていう名前の語感と女性っぽさのせいもあるのかな。

 

 

実際にストレートではない恋愛ではあったけど、びっくりしたのは主人公が男の子だってこと。

 

 

あらすじとしては、主人公は美大に通う学生で、そこの講師をやっている年上の女の人のことがちょっと気になってた。その先生が来た飲み会から一緒に帰ったときのことがきっかけでどんどん好きになっていくんだけど、先生は既婚者、みたいな。

 

 

食べ物の形容に食べ物を、音楽の形容に音楽を、小説の形容に小説を使うのはどうなんだろうと思ってるんだけど、どうしてもなんとなく『僕は勉強ができない』を思い出した。主人公の空気感が秀美くんに似てる。

 

 

読んで時間たっちゃったから忘れちゃったや。

 

 

2018.5.29 02:03

『恋とニュースの作り方(Morning Glory)』ロジャー・ミッシェル

 

Amazonプライムで次はこれがおすすめみたいなのに出てきたから適当に観てみた映画。

 

 

本当に私はAmazonに支配されてるな。

 

 

評価が4.5で結構良かったっていうのも適当に観てみた理由の1つ。ミーハーだからさ。

 

 

普通に面白かったけど、評価高い割には別にそこまででもなかったかなって感じかな。

 

 

 

 

あんま感想ないや。

 

2018.05.20 20:46

 

『水星』tofubeats

 

電車の中でスマホ触ったり本読んだりしながらずっとこの曲を聴いてた。

 

 

アルバムリピートならまだしも1曲って飽きるだろと思うかもしれないけど、気に入った曲はそればっか無限に聴いてしまう。

 

特にこの曲は、いろんな人が歌ったのとインストとアカペラが入ってるアルバムがあるから、本当に無限聴きができる。

 

 

「君は知ってるかい踊らな死ぬことを」で始まって終わるまで歌詞がずっとかっこいいのなんなんだろう。ダサい部分探そ。

 

いま歌詞見てきたんですがなかったですダサい部分すごいね。

 

ミラーボールに乗ることなんてない。なのにミラーボールに乗ったら水星にでも旅に出たくなるのめちゃくちゃわかる。ifがないのにifの先が超ある。

 

こういうものすごいのを1つだけ作って、余生を送りたいな。

 

 

tofubeatsになりたい。

 

 

2018.05.15 21:58