生活の倫理

生活の感想

『人のセックスを笑うな』山崎ナオコーラ

 

最近の好きなこととして、ブックオフで100円で投げ売られてる文庫本を10冊くらい買うということがある。

 

 

100円の本は全然知らない作家の知らない本か、売れた本だから在庫がいっぱいあって100円になってる本だ。

たまに状態が悪いから100円って本や、これ値付け間違えてないかなって本もあるけど。

 

 

まあそんなわけで、何年か前にすごく売れたこの本をいまになって読んだ。

 

 

 

 

想像するとまではいかないけど、思い浮かべてた内容は、まずは主人公は女の子。まあ22とか23とかそんなくらい。それでなんらかストレートではない恋愛ものだろうなって。

 

 

山崎ナオコーラっていう名前の語感と女性っぽさのせいもあるのかな。

 

 

実際にストレートではない恋愛ではあったけど、びっくりしたのは主人公が男の子だってこと。

 

 

あらすじとしては、主人公は美大に通う学生で、そこの講師をやっている年上の女の人のことがちょっと気になってた。その先生が来た飲み会から一緒に帰ったときのことがきっかけでどんどん好きになっていくんだけど、先生は既婚者、みたいな。

 

 

食べ物の形容に食べ物を、音楽の形容に音楽を、小説の形容に小説を使うのはどうなんだろうと思ってるんだけど、どうしてもなんとなく『僕は勉強ができない』を思い出した。主人公の空気感が秀美くんに似てる。

 

 

読んで時間たっちゃったから忘れちゃったや。

 

 

2018.5.29 02:03