『キューティ・ブロンド(Legaiiy Blonde)』ロバート・ルケティック
良い映画〜。正解出てる〜。
アメリカの可愛い女の子が振られた恋人を追ってハーバードを目指すって導入からまず最高。
恋愛モノと受験モノってみんな好きじゃん。
映画とか小説って、基本的に最初の3分の1くらいは我慢の時じゃないですか、なのに最初から面白い。書き出しが面白い作品は売れるってやつ。
アメリカっぽい可愛いピンク色な女の子たちが、アメリカっぽい可愛い高校の寮で共同生活してる画から始まるんだけど、これがもう最高に可愛い。
可愛い女の子たちが運動したりネイルしたりおしゃべりしたりしてるのが映像としてこんなに良いとはって感じ。
最高の映像で始まってからのスピード感も最高。
主人公のとっても可愛い最高な女の子が、可愛くて最高なのにブロンドの女は馬鹿っぽくて世間体が悪いからってハーバードに行くボーイフレンドに振られる。
頭良いぞってところをみせてよりを戻そうと主人公もハーバードを目指し始めて、フィクション特有のアップテンポな音楽に合わせて数ヶ月が過ぎるやつがあって、ハーバード入学。
ここまでほんと早いよ。
ハーバードに入学してからは、まあなんやかんやしながら最後は大成功して弁護士になって元カレもこっちから振るって映画。
こーんな楽しい可愛い映画で、しかもちゃんとメッセージ性もあるよって、もう正解じゃん。
そんなにいっぱい映画観ないから、正解出されるのに弱いんだよ。ズートピア大好き。
Twitterにもつぶやいたんだけど、作品は最高ながら1個ちょっとどうしてもだめなとこがあった。
洋画はいつも字幕付けつつ音声の意味もなるべく取るように観てるんだけど、主人公が昔の夢をVictoria's Secret(以下ヴィクシー)のモデルだったって言ってるのに、字幕ではネグリジェのモデルになってたとこ。
もうほんとにあほかと。
ヴィクシーのモデルって、トップオブトップモデルなんですよ。
オーディションとかもめーっちゃ厳しいくて、世界のトップモデルのほとんどがヴィクシー出身みたいな、そんなやつなんですよ。
それをネグリジェのモデルって。いや合ってるけどさ。映画の翻訳者なら、文化にも最低限精通しておくのも大事でしょ。
この映画も、ブロンドの女の子の可愛くてセクシーだけど頭が軽いってステレオタイプを批判してる映画なのに。1番やっちゃだめな間違いじゃない?
作品自体は本当に主人公が魅力的すぎる最高映画でした。暇だったら観てみてね。翻訳トラップは回避できるはずだから。
2018.05.18 20:57