生活の倫理

生活の感想

『Sex and the City』HBO

 

本当に、私はこんなドラマが見たかったんだよ!そんなドラマ。

 

 

 

何年か前に映画SATC(略称かっこいいね)は観たことがあって、でもそれはそこまで面白いとは思わなかった気がする。

 

劇場版は観る人がドラマをもう観てる前提で作られていて、登場人物の毎度お馴染み感に全くついていけなかったからかな。

 

 

 

今回はじめてドラマの方を観て、私の海外ドラマは長くて観られないという固定観念はなんだったんだと思った。昨日の夜と今日の夜の、彼氏がバイト行ってる間にシーズン1が終わった。

 

 

SATCは題名のとおりSexと、the Cityであるマンハッタンがメインで描かれるけど、見終わって1番思ったことは友達がほしいなということ。

 

 

ミランダサマンサシャーロットみたいに、いろんな男とガンガンに遊んでる友達となんでもかんでも全部報告しあって、全部把握しあって笑いあう関係の友達がいたら最高に楽しそう。

 

 

妊娠した旧友のお祝いに郊外に行くシーンや、作中で何かにつけてニューヨークでは〜を枕言葉に話すのを観て、アメリカ人のニューヨーカーへの憧れとニューヨーカーであるということの自負は、東京のそれよりも強い程度であるんだろうと感じた。

 

 

観ていたらなんとなく生きる意欲湧いてくる。これが資本主義の力かな。

 

 

 

 

ここまで書いてきて陳腐な感想だなと思い、なぜそうなるのか考えてみたけど、これは仕方のないことなんだと思う。

 

それはこの作品自体がものすごく陳腐というか、後続の作品がこの作品の要素を取り入れて、そっちを先に観てるから陳腐と感じるタイプの陳腐さだから。

 

上手く言えなかったかもしれない。陳腐という言葉はおかしくて、スタンダードを作った的なことを言いたかったんだけど。

 

 

とにかくめちゃくちゃ面白い作品。

私が生まれた頃に作られた作品がまだこんなに、古きを知る意味じゃなく面白いのはすごいことだ。

 

本当にみんな観るといいよ。

英語の勉強ってことにしてさ。

 

 

2018.4.30 20:32