生活の感想

書き散らかす

縛り付けて織り込む

いま『三体Ⅱ 暗黒森林』を読み終わった。 読み終わって、去年のちょうどいまくらいの時期にⅠの『三体』は読んだのだということを思い出した。人に勧められて読んだのだった。 『インターステラー』も、同じ人に勧められて観た。なんだったら一緒に観た。Netf…

適度な趣味性

最近料理や食文化についての本をよく読んでいる。 今日読み終わったのは、三浦哲哉の『食べたくなる本』だった。これはあとがきでも筆者によってそう評されているが、「料理の本の本」だ。メタ料理本である。 特に丸元淑生については筆致がとても鮮やかにな…

社交による快楽の累乗

私の独我論者への恐怖は、自分の存在をものすごく小さなものにされるような、貫かれる無力感によるものだった。 同じような恐ろしさを2ヶ月前にも、また別の友人から与えられた。この友人は、私の心は認めているが、あらゆる快楽(と苦痛)に価値を認めてい…

美もあるのかもしれない

価値について深刻に考えるようになって以来、ここ9ヶ月ほどの間、私は本質的な価値は快楽と苦痛にしかないと考えてきた。 これは直観の問題でもあるが、だからみんな違ってよいとは思わない。私のこの価値についての直観こそが正しく、そのため全員を説得し…

理論は机上で空回るのか?

善悪と似た意味での快楽と苦痛について、差し当たりの具体的な作業に支障が出るほどに、考えてしまっている。このような精神状態は、去年の暮れごろから今年の春にかけての、私の精神が大きく不調になる時期の直前にもあった。 そのときの、いまと同じような…

観念奔逸

この頃、頭の中がうるさかった。 風にゆれる植物をみながら、自分と周りのものの運動を考えた。道ゆく人をみながら、私の心の存在を認めない友人のことを考えた。蕎麦を茹で茄子を塩もみしながら、それに伴う善と悪の量を考えた。風呂上がりに肌に保湿剤を塗…

独我論と倫理

友だちが天然の独我論者だった。 3ヶ月間、週に5日、1日3回2時間弱、単純に計算して120時間話して、そのことがたったいまさっき、いまから20分ほど前にわかった。 独我論者をはじめて認識した。論理的に可能なだけで、そんな信念を持つ人などいないと思って…

もずくと功利

最近もずくにはまっておりよく食べています。 今日も3個パックのもずくを6個、つまり2セット分食べました。 もずくってえらいですよね。これだけ食べても1パック9カロリーだから54カロリーです。カントリーマアム1枚分。 えらいなえらいなと思いながらもずく…

自殺の何が"悪い"のか

死と自殺の問題は、私が哲学を勉強する2つの大きな動機のなかの1つだ。 知識も自分の考えの整理もまだまだ足りていないが、いまの時点での考えをブログとして書いておく。 勉強がまだ本当に足りないので、語尾が「思う」「気がする」「みえる」という主観的…

パンデミックとレーシック

某疫病の流行もいよいよだなという感じですね。このような世界で、みんなはいかがお過ごしでしょうか。 私はといえば、緊急事態宣言の発令が決まった昨日、梅田でレーシック手術を受けていました。54万かかった。破産。 視力が本当に悪く(右0.02 左0.03)、…

眠り続ける

なにもしたくなくなったときに、ひたすらに眠り続けてしまう。 全ての責任から逃れるには、まず全ての期限を破る必要がある。 どうにもなにもできないときが、どうしようもなくある。 本当にだめなことだ。そうしてしまうことがまた精神状態を悪化させる。わ…

本を減らす

物を管理することが苦手だ。 そのことの実例として、私は1日5回くらいは部屋の中でスマホを失くす。 寝転がっていて立ち上がるときに、なぜか枕の下に隠してしまう。 座っていて立ち上がるときに、なぜかテーブルの死角に隠してしまう。 隠してしまう場所の…

『JOKER』Todd Phillips

あまりに話題だから、これは予備知識が増えちゃう前に早めに観た方がいいぞと思っていた。 そんななかで、昨日の夜の予定がちょうどよく流れたので観てきました。 チケットと飲み物とポップコーンで1800円なのでレイトショーは最高の娯楽です。 観る前に主に…

愛は滲んで範囲を広げる

私は野球を観ない。 野球が好きな人々は、大抵ある特定の球団を応援している。 その球団に所属している選手も好きで、かつてその球団に所属していた選手にも愛着を持つことが多い。 それはその球団に所属していた頃にその選手のことが好きになったからだろう…

タピオカと誠実さ

夕方ごろに六甲道商店街の新しいタピオカ屋さんに行ってみた。 めちゃくちゃお腹がすいていたから、ジャスミンミルクティーのミルクフォームありって重めのメニューの、しかもLサイズを飲んだ。 タピオカ飲むの久しぶりだしちょっと高くなるけど盛っちゃおっ…

『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明

この本はだいぶ昔に読んでいて、いまでもたまに読み返す好きな短編集だ。 私が平山夢明を知ったのはこのミス(このミステリーがすごい!の、いま調べたら2007年度)に紹介されていたからだから、発掘したと言えるほど古参なわけではない。 しかしこれを読ん…

『愛がなんだ』

この作品を観た友達が感想として、 「そんなに好きな映画だったわけじゃないけど、とにかく感想を言い合いたいから観てほしい」 と言って、私にも観ることを勧めてくれた。 そこまで観たいとは思っていなかったが、感想を言いたくなる映画を観てこの友達と感…

『gossip girl』

シーズン1をいま観終わった。 SATCが好きな人はこれも好きだと思う。 私はSATCが大好きなので、これも大好き。 ニューヨークのセレブ高校が舞台で、主要キャラにクラスの人気者枠のセリーナとボス枠のブレアっていう女の子と、王子様枠のネイトとボス枠のチ…

『タルトタタンの夢』近藤史恵

この『タルトタタンの夢』は、古本屋で安めに売られていたから適当に買った本だった。そのまま適当に読んだ。すごく良かった。 食べ物の描写がすごく美味しそうで、美味しいものを食べて生きていく気持ちが高まった。 いわゆる「人の死なないミステリー」と…

『医学生』南木佳士

南木佳士は高三の秋くらいかな、過去問に天地有情というエッセイが出題されいて初めて知った作家だった。 この天地有情がすごく良くて、救いになったことは前にも書いたと思う。 受験が終わったら南木佳士の作品をたくさん読もうと思っていたけど、実はあん…

『おやすみプンプン』浅野いにお

複数性。 人間の条件だ。 わかるが難しい。 「私が子供を産んだら諦めたんだなと思って、でも思うだけで言わないでほしい」 こんなことをベタだとも言わずに聞き流してくれた友達はもう遠い。 1人暮らしに耐性がつかない。 2019.03.20 21:08

『ハーモニー』伊藤計劃

ついさっき同じ学部の全く話したことのない子のTweetで、今日が伊藤計劃没後10年であることを知った。 別に悲しいわけではなく、ただそうなのか、知れてよかったなと思った。 例えば私の好きな作家で、誰でもいいが、例えば山田詠美が没後10年だと言われても…

『涼宮ハルヒの消失』京アニ

『涼宮ハルヒの憂鬱』は『涼宮ハルヒの消失』のためにあった。 ハルヒシリーズをこの年まで観たことがなかった。 同い年の子たちは共感してくれると思うが、ハルヒ系は世代がほんの少しだけズレていて、リアルタイムでは観ていないけど古典のノリで観る作品…

『御不浄バトル』羽田圭介

羽田圭介が好きだ。 作品も好きだが、顔がすごく良い。 でもこの本はあんまりだった。 古市憲寿の解説はよかった。 通勤途中にある綺麗なトイレの争奪戦や、排便や便所飯の描写は面白かった。 けどそれ以外のところ、恋人も会社もダッチワイフも、なんとなく…

『風の歌を聴け』村上春樹

後輩が読んでいて読もうかなと思った本。 散歩していたら古本屋で100円で売っていたから買って帰った。 軽くふわっと読めるし、今まで読んだ村上春樹の作品のなかでは1番好きかもしれない。 僕と鼠が各場面でビールをぐいぐい飲むから、ビールをぐいぐい飲み…

『シュガータイム』小川洋子

長野で他人の本棚から勝手に読んで、続きが読みたくて買っちゃった本。 友達の家族が持ってる山小屋にあった本だから、他人って言っちゃうとよそよそし過ぎるかな。 人の本棚を見るのがすごく好きだから、チャンスがあれば真っ先に見てしまう。 冷蔵庫やクロ…

『1984』ジョージ・オーウェル

大橋先生が講義中に無数に挟んでくる、「君たちいま僕が言ったことわかるよね?」みたいな小ネタにビッグブラザーの名前が出てきた。 そういえば初夏くらいの時期に読んだけど、書いてなかったなって。 他の記事でも書いたかもしれないけど、名作とされてる…

『27 dresses』アン・フレッチャー

これはスカッとジャパン。 私の言うスカッとジャパンは悪口。 2018.12.16 11:52

『犬とハモニカ』江國香織

旅情を感じたいなと思った。 あといろんな街に住みたい。 これはいつも思っていることだ。 実家でもまた暮らしてみたい。 つくしを城山さんで摘んできて、袴は取らずに母親に丸投げしたい。 必要なのは本を読んでいる私を見守っていてくれる人で、それは母親…

『SUITS』アーロン・コーシュ

面白いとは噂に聞いていて、ずっと観たいとは思っていた。 噂通り、1週間でシーズン1を観終わるくらい面白かった。 SATCが一話30分くらいなんだけど、SUITSは長くて48分くらいだから大体途中で一回止めて、ちょっとしてからまた観ていた。 フィクションのな…